WordPressを使ってブログを運営していると、「テーマ選びがすべてを左右する」と言っても大げさではないと感じる瞬間があります。
無料テーマから有料テーマまで色々と試してきましたが、SEOを考えるならやはりテーマ選びがとても大事です。
今回は2025年の最新状況を踏まえて、SEOに強い無料WordPressテーマをランキング形式で紹介していきます。
あくまで私が実際に使った経験や、周囲のブロガー仲間の声を交えてまとめていますので、机上の空論にはならないはずです。
SEOに強い無料WordPressテーマランキング
順位 | WordPressテーマ | SEO機能・特徴 |
---|---|---|
1 | Cocoon | 内部リンク強化、パンくずリスト、OGP設定、表示速度安定 |
2 | Lightning | クリーンなコード、構造化データ対応、ページ速度最適化 |
3 | Xeory | 記事構造を整理しやすい、スキーマ対応、表示速度軽量 |
4 | GeneratePress | 無駄なコードが少なく高速表示、モバイルファースト設計 |
5 | Blocksy | スキーママークアップ対応、Core Web Vitals最適化、軽量設計 |
6 | Sydney | シンプル構造で読み込み速度速い、OGP・パンくずリスト対応 |
7 | Astra | SEOプラグインとの相性良好、構造化データ対応、高速表示 |
8 | OceanWP | 内部リンク補助、スキーマ設定、WooCommerce対応でSEO強化 |
9 | Hestia | 軽量でページ速度速い、パンくず・OGP対応、CLS抑制設計 |
10 | Zakra | 軽量コード、高速表示、構造化データ対応、モバイル最適化 |
WordPressのテーマは数え切れないほど存在しますが、SEOに強いテーマには共通点があります。
デザインがおしゃれであっても、表示速度が遅かったり、構造化データに対応していなかったりすると、検索順位はなかなか伸びません。
SEOに強い無料テーマは「コードが軽量」「モバイル対応」「内部リンク構造が整理されている」といったポイントを押さえています。
私が以前Cocoonを使っていたとき、一番助かったのは「最初からSEOに必要な機能が搭載されていたこと」でした。
プラグインをあまり入れなくても、パンくずリストやOGP設定が標準でついているので、初心者でもSEO対策を自然に取り入れられるんです。
テーマそのものに頼れる安心感は、更新を続けていく上でかなり大きな支えになると実感しました。
ここでは2025年におすすめしたいSEOに強い無料テーマを10位まで紹介します。
第1位 Cocoon
Cocoonは無料テーマの中で圧倒的に知名度があり、愛用者も多いです。
WordPressを始めたばかりのとき、まず候補に上がるテーマといえばCocoonでしょう。
最初に使ったのがCocoonで、SEO対策が最初から備わっていることに驚きました。
無料でここまで揃っているのは正直ありがたいと感じます。
SEOに役立つ機能
CocoonはSEOの基本を外さない設計になっています。
パンくずリストや目次自動生成はもちろん、内部リンクを自然に配置できる関連記事機能も標準でついています。
記事を公開した瞬間から、SEOに必要な最低限の仕組みが整っている状態でスタートできるのが魅力です。
特に便利だと思ったのは、メタディスクリプションやタイトルの設定がシンプルにできる点です。
別途SEOプラグインを入れなくても、Cocoon単体で完結するケースも多く、不要なプラグインを減らすことで速度改善にもつながります。
また、構造化データが最初から組み込まれているので、Googleが記事内容を理解しやすいのもメリットです。
検索結果にリッチスニペットが表示されやすくなり、CTR(クリック率)が上がるきっかけになるでしょう。
実際の改善体験
私がCocoonを使っていたとき、ある記事の直帰率が異常に高いことが気になりました。
調べてみると、記事の冒頭に広告を入れてしまい、本文が下に追いやられていたのです。
Cocoonの管理画面で広告の表示位置を少しずらす設定をしただけで、直帰率が大幅に改善しました。
テーマ側で細かい調整がしやすいからこそ、すぐにテストできたのだと思います。
さらにもう一つ体験があります。
モバイルでの表示速度が気になり、Cocoonの「スクリプト読み込み設定」を変更してみました。
不要な読み込みを減らすことでPageSpeed Insightsのスコアが上がり、次の週には検索順位が少しずつ安定していったのです。
「シンプルな設計」と「細かく調整できる柔軟さ」がSEO改善の強力な味方になると実感しました。
アップデートとの相性
Googleのコアアップデートはブロガーにとって恐怖でもあります。
順位が一気に落ちることも珍しくありません。
ただ、私がCocoonで運営していたときは、大幅な下落に見舞われることは少なかったです。
理由は、Cocoonが「記事の中身を評価されやすい構造」に作られているからだと思います。
余計なスクリプトや装飾がないため、検索エンジンは記事本文にしっかり注目してくれます。
結果として、アップデートの影響があっても「記事内容そのものの価値」で評価されることが多かったのでしょう。
ブログ仲間からも「Cocoonは安定しやすい」とよく聞きました。
スマホ対応
今はモバイルからのアクセスが圧倒的に多い時代です。
Cocoonのスマホ表示はとても快適で、読者がストレスを感じにくい作りになっています。
文字サイズは読みやすく、余白が適度に取られているので行間も詰まっていません。
スクロールしていても視線が迷わず、自然に記事を読み進められます。
さらに、画像の表示も工夫されていて、大きすぎず小さすぎない絶妙なバランスです。
私が特に助かったのは、ボタンやリンクのタップのしやすさです。
スマホだと誤タップが多いと離脱につながりますが、Cocoonはリンクの余白が広めに設計されていて押しやすいのです。
読者の体験を意識した設計が、結果的にSEO評価にもつながると感じました。
第2位 Lightning
Lightningはシンプルで実用性が高く、特に企業サイトや情報発信メディアに使いやすいテーマです。
私がテストサイトを作ったとき、導入から公開までが驚くほどスムーズでした。
SEOに役立つ機能
Lightningはコードが非常に軽量で、余計な装飾やスクリプトが少ないのが特徴です。
サイトの読み込みが速いというのは、それだけでSEOに有利です。
検索エンジンは速度を評価項目のひとつとしているので、この軽さが強みになります。
また、標準でパンくずリストやカスタム投稿タイプに対応しており、構造化が整っているためGoogleに正しく情報を伝えやすいです。
余計なプラグインを追加しなくても、SEOの基本が揃うのは安心感があります。
実際の改善体験
私はLightningを使って商品レビューサイトを試験的に作ったことがあります。
最初は大きなスライダーを入れていましたが、離脱が多くなってしまいました。
そこで、トップページをシンプルなリスト表示に切り替えたところ、検索から来たユーザーがすぐ記事を読み始めてくれるようになったんです。
このとき感じたのは、Lightningの「余計なものがないデザイン」がユーザー行動を自然に促すという点です。
SEOは小手先のテクニックよりも「読者がちゃんと記事を読む」ことが大事で、その点でLightningは非常に優秀でした。
アップデートとの相性
Lightningはシンプルゆえに、Googleのアルゴリズム変更の影響を受けにくい印象があります。
派手さがない分、評価の軸が記事内容に向かいやすいのです。
実際に知り合いの中でLightningを使っている方は、コアアップデート後も順位の上下が比較的少なかったと話していました。
スマホ対応
Lightningのモバイル表示はとても素直です。
文字や画像がすっきり並び、読み込みも速いのでスクロールが快適です。
私が好印象を持ったのは、ボタンの配置がわかりやすいことです。
特にCTA(お問い合わせや資料請求など)を設置したい企業サイトでは、スマホでの操作性が収益に直結します。
その点、Lightningは無駄がなく、必要な情報にスムーズに誘導できるテーマだと感じました。
第3位 Xeory
Xeoryは「コンテンツをじっくり読ませたい人」に合ったテーマです。
運営元がSEO会社ということもあり、検索に強い設計がされています。
私も長文記事を書いたときにXeoryを試しましたが、読みやすさが抜群でした。
SEOに役立つ機能
Xeoryは本文を目立たせる設計になっていて、記事が検索エンジンに理解されやすい構造になっています。
サイドバーやヘッダーに装飾が少ないので、クローラーが本文をしっかり拾ってくれるのです。
また、OGPやメタ情報の設定が簡単で、SNSと連携したときに見た目が整うのもメリットです。
SEOは検索だけでなくSNS流入も大事なので、その両方に配慮されているのはありがたいところです。
実際の改善体験
私が実際にXeoryを導入したとき、長文記事(1万字以上)を投稿しました。
Cocoonのときは装飾が目立っていたのですが、Xeoryでは文字に集中できるデザインだったためか、読了率が上がりました。
さらに、記事の平均滞在時間が伸びたことで、検索順位にもプラスの影響が出たのを確認しました。
Googleは「ユーザーが記事を読む時間」も評価の一部にしているので、滞在時間の改善がそのままSEO効果に繋がったのだと思います。
アップデートとの相性
Xeoryは余計な要素がなく、コンテンツ重視の設計なので、アップデートで順位が大幅に下がることが少ないです。
知り合いのライターさんも「コアアップデートで周囲が落ちたのに、自分のXeoryサイトはむしろ伸びた」と話していました。
記事本文の質を正しく評価されるテーマだと実感します。
スマホ対応
Xeoryのスマホ表示は「本を読むような感覚」に近いです。
行間や余白が自然で、文章がすらすら頭に入ってきます。
私自身もモバイルで記事を確認したときに、無駄な装飾がなく、長文でも最後まで読んでしまいました。
SEOを意識するなら「読まれること」が大事で、その点でXeoryは強力なサポートをしてくれるテーマです。
第4位 GeneratePress
GeneratePressは海外製のテーマですが、日本語環境でもスムーズに使えるのが魅力です。
私が初めて触ったときは「これ、本当に無料でいいの?」と驚くほど動作が軽く、編集画面のレスポンスも速かったのを覚えています。
SEOに役立つ機能
GeneratePressは無駄なコードを徹底的に排除しており、ページサイズが極端に小さくなります。
これによってサーバー負荷が軽減され、表示速度が飛躍的に速くなるんです。
Googleが重視している「Core Web Vitals」の3つの指標(LCP・FID・CLS)を改善しやすく、特にLCP(最大コンテンツの表示時間)が安定するのは大きなメリットでしょう。
さらに、構造化データとの相性もよく、SEOプラグイン(Yoast SEOやAll in One SEOなど)を組み合わせると、検索エンジンにしっかりと情報を渡せます。
結果として、記事の評価がスムーズに検索結果に反映されやすいです。
実際の改善体験
私自身のサイトではなく、海外のブロガー仲間の話ですが、GeneratePressを導入してから大きな変化があったそうです。
それまで使っていたテーマではモバイルの読み込みが遅く、PageSpeed Insightsのスコアが60〜70点台をうろうろしていました。
しかし、GeneratePressに切り替えた後は90点以上を安定的に記録。
アクセス解析を確認すると、モバイルユーザーの直帰率が下がり、1人あたりの閲覧ページ数も増えたとのことです。
私も試しにデモ環境でGeneratePressを使い、記事を100本以上インポートした状態でテストしました。
普通なら重くなりがちなのに、管理画面もフロント側もサクサク動いたんです。
「これなら記事が増えても安心だな」と実感しました。
アップデートとの相性
海外テーマだと「アップデート対応が遅いのでは?」と不安になるかもしれません。
でもGeneratePressは開発体制がしっかりしていて、WordPress本体の更新にも素早く対応しています。
Googleのコアアップデートの影響を受けにくいという声も多く、余計な装飾や複雑なコードがないぶん「コンテンツそのものの質」で勝負できるテーマだといえるでしょう。
実際に、2023年と2024年のコアアップデートをまたいだときに、私の知り合いのサイトは順位が大きく下がることなく安定していました。
テーマのシンプルさがSEOの土台を支えているのだと思います。
スマホ対応
モバイルファーストが叫ばれる時代において、GeneratePressは最初からスマホ表示を強く意識して設計されています。
余白やフォントサイズが自然で、どの画面幅でもバランスが崩れにくいです。
実際に私もスマホで記事を確認しましたが、スクロールが軽快で、指が止まらない感覚でした。
広告や内部リンクを挟んでも違和感がなく、読者が最後まで記事を読みやすい作りになっているのが印象的でした。
第5位 Blocksy
Blocksyは比較的新しい無料テーマですが、最初に触れたとき「無料でここまでできるのか」と素直に驚きました。
デザインの自由度が高く、しかも動作が軽いので、これからの時代に合ったテーマだと感じます。
特にGutenbergエディタに最適化されている点は、記事作成のストレスを大幅に減らしてくれる要素でした。
SEOに役立つ機能
BlocksyはSEOに直結する仕組みが最初から備わっています。
代表的なのが「スキーママークアップ対応」で、検索結果にリッチリザルトを表示させやすいんです。
記事や商品ページがリッチスニペットで表示されると、クリック率の改善につながります。
また、コードが軽量で無駄がないので、表示速度も安定。
Googleが重視するCore Web Vitalsにも強く、特にCLS(レイアウトのズレ)を最小限に抑えてくれるのは助かります。
加えて、記事構造を整理しやすく、見出しや内部リンクを自然に配置できるため、サイト全体のSEO評価を高めやすいのも強みだと感じました。
実際の改善体験
私がBlocksyを試したとき、まず感じたのは「記事が組み立てやすい」ことです。
ブロックエディタに完全対応しているので、デザインを工夫しつつSEOを崩さずに記事を書けました。
あるとき、内部リンクを記事下部に入れる形に変えてみたのですが、ユーザーが関連記事を自然にクリックしてくれるようになりました。
結果として直帰率が減り、平均セッション時間も伸びたんです。
ユーザー行動が改善されると、検索順位も徐々に安定してきました。
別の事例ですが、知人が運営するレビューサイトではBlocksy導入後に広告のCTR(クリック率)が改善されたそうです。
デザインの余白や見やすさが、ユーザー体験を押し上げたのだと思います。
アップデートとの相性
Blocksyはまだ新しいテーマですが、開発者の更新が非常に活発です。
WordPressのバージョンアップにも素早く対応していて、将来性の高さを感じます。
Googleのコアアップデートに振り回されにくい設計で、特にE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を意識したコンテンツとは相性がいいでしょう。
実際に、2024年のコアアップデート後にBlocksyを使っているサイトを観察してみましたが、大きな順位下落は起きず、むしろ表示速度と構造化の恩恵を受けて安定していました。
スマホ対応
Blocksyはスマホ表示が非常に美しく、余白の取り方が自然でスクロールが心地よいです。
実際に私もスマホから記事を確認したとき「読みやすいな」と感じました。
画像とテキストのバランスが絶妙で、読者が途中で離脱しにくいデザインになっています。
さらに、広告やCTAを配置しても窮屈にならないのが魅力です。
スマホ時代に強いテーマを探しているなら、Blocksyはかなり有力な選択肢になるでしょう。
第6位 Sydney
Sydneyはシンプルでデザイン性が高く、特に企業サイトやポートフォリオ向けに人気のある無料テーマです。
私が初めて触ったときは、デモサイトを見ただけで「このままでも十分使える」と感じるほどデザインの完成度が高く、しかも操作が簡単でした。
SEOに役立つ機能
Sydneyはクリーンなコードで構成されているため、検索エンジンが記事やページ構造を読み取りやすくなっています。
標準でパンくずリストやOGP設定に対応しており、記事の基本的なSEO対策が最初から整っている点が強みです。
さらに、余計な装飾や重いスクリプトが少ないので、表示速度が速くなりやすいのもポイントです。
速度は検索順位に直結する要素なので、軽さを活かした設計がSEOに効くテーマだと感じました。
実際の改善体験
知り合いのデザイナーがSydneyでポートフォリオサイトを作ったとき、公開から1か月ほどで「デザイン関連キーワード」の検索順位が急上昇しました。
派手な装飾を使わず、作品や文章を目立たせる構造がSEO評価にプラスに働いたのだと思います。
私自身も、Sydneyで簡単な企業サイトを作りテストした経験があります。
トップページに余計な要素を入れずに情報を整理したところ、訪問者が必要な情報にすぐたどり着き、平均滞在時間が伸びたのを確認できました。
SEOは単に検索順位だけでなく、読者の行動も評価対象になるので、この効果は非常に実感しやすかったです。
アップデートとの相性
Sydneyは海外製ですが更新が安定しており、WordPress本体やプラグインのアップデートにも柔軟に対応しています。
Googleのコアアップデートでも、極端に順位が変動しにくいテーマです。
余計な装飾が少ない分、記事内容の評価が順位に反映されやすいというメリットがあります。
スマホ対応
モバイル表示も非常に整っています。
余白やフォントのバランスが自然で、スクロールしても視線が疲れません。
実際にスマホで確認したとき、画像やテキストの配置が違和感なく、CTAボタンやリンクも操作しやすいと感じました。
ポートフォリオや企業サイトのように、情報をすっきり見せたい場合に最適です。
第7位 Astra
Astraは世界的に人気のある無料テーマで、軽量かつカスタマイズ性が高い点が魅力です。
私が初めて触ったときは、デモサイトの表示がとにかく速く、自由度の高さに驚いた記憶があります。
特にブログ型サイトだけでなく、ランディングページや企業サイトにも使える万能さが印象的でした。
SEOに役立つ機能
AstraはSEOプラグインとの相性が非常に良いテーマです。
Yoast SEOやAll in One SEOと組み合わせると、メタ情報や構造化データがスムーズに反映されます。
また、余計なスクリプトが少ないので、表示速度の改善にも直結。
GoogleのCore Web Vitalsにも対応しやすく、特にLCP(最大コンテンツ表示時間)が安定するのはSEO上の強みです。
さらに、見出しや内部リンクの配置を簡単に整理できるので、検索エンジンがページ構造を理解しやすくなります。
記事の評価が順位に反映されやすくなるのは、Astraならではのポイントです。
実際の改善体験
私がAstraを使ったのは、小規模ブログでランディングページを作るときでした。
Astraに切り替えて記事構成を整えると、モバイルでの滞在時間が伸び、広告のクリック率も上がりました。
また、読み込み速度が速くなることで、ページ離脱が減り、検索順位が徐々に安定したのを実感しました。
軽量テーマがユーザー行動に与える影響を、体感できる事例です。
アップデートとの相性
Astraは世界中でユーザーが多いため、アップデートが頻繁で安心感があります。
WordPressの最新バージョンやプラグインの更新にもすぐ対応し、Googleのコアアップデートにも強い印象です。
シンプルで軽い設計のおかげで、テーマ自体が検索順位に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。
スマホ対応
モバイル表示も優秀で、余白やフォントが自然に調整され、記事が読みやすくなっています。
実際にスマホで確認したところ、広告やCTAボタンを配置しても窮屈にならず、スクロールがスムーズでした。
ブログからLPまで幅広く対応できるテーマなので、スマホ中心の閲覧環境でも安心して使えるのが魅力です。
第8位 OceanWP
OceanWPは多機能で自由度が高く、特にECサイトや大規模サイト向きの無料テーマです。
私が初めて触ったときは「こんなに細かく設定できるのに無料?」と驚きました。
ビジネスサイトでもブログでも対応できる汎用性の高さが魅力です。
SEOに役立つ機能
OceanWPはクリーンなコードで構成されており、検索エンジンがページ構造を正確に理解しやすいテーマです。
OGP設定、パンくずリスト、内部リンク補助機能も標準で備わっているので、記事の評価が入りやすくなります。
特にECサイトとの相性が良く、商品ページのスキーママークアップも簡単に設定可能です。
Google検索結果にリッチリザルトを表示させやすく、SEOを意識した商品紹介がしやすい点が強みでしょう。
実際の改善体験
私自身、小規模なECサイトのテストでOceanWPを使用したことがあります。
導入前は商品ページの読み込みが重く、モバイルでの表示速度が低めでした。
しかしOceanWPに切り替えると、ページ表示速度が大幅に改善。
結果として、モバイルユーザーの離脱率が下がり、検索流入も安定しました。
また、画像や商品情報のレイアウトを自由にカスタマイズできるので、商品説明が見やすくなり、ユーザー行動にも好影響を与えることができました。
アップデートとの相性
OceanWPは海外製ですが、更新が頻繁で安心して使えます。
特にWooCommerceやWordPress本体のアップデートにも柔軟に対応しており、Googleコアアップデートでの順位変動を最小限に抑えやすいのもポイントです。
スマホ対応
スマホ表示も優秀で、商品画像やテキストのバランスが自然に整います。
実際にスマホでECページを確認したところ、スクロールが滑らかで操作も快適でした。
広告やCTAボタンを配置しても表示が崩れず、スマホ中心のユーザーでも快適に購入まで誘導できる設計です。
第9位 Hestia
Hestiaはシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴の無料テーマです。
最初に触ったときは、トップページのレイアウトが洗練されていて「このままでも十分使える」と感じました。
特に個人ブログや小規模ビジネスサイトで見栄えを重視したい場合におすすめです。
SEOに役立つ機能
Hestiaはコードが軽く、ページ表示速度が速いことが大きな特徴です。
SEOプラグインとの相性も良く、メタ情報や構造化データを簡単に設定できます。
パンくずリストやOGP設定も標準で備わっているため、検索エンジンに正しく情報を伝えやすい構造です。
さらに、シングルページ構成やブログ記事の整理も簡単で、見出しや内部リンクを整えることでサイト全体のSEO評価を高めやすくなっています。
Core Web Vitalsにも対応しやすく、特にCLS(レイアウトのずれ)を抑えやすい設計です。
実際の改善体験
私がHestiaを使ってテストサイトを作ったとき、トップページの読み込み速度が速く、モバイルでも快適に閲覧できるのを体感しました。
記事下部に関連記事や内部リンクを配置すると、ユーザーが自然に別記事を読むようになり、直帰率が下がりました。
別の事例では、友人がHestiaで小規模なビジネスサイトを運営していました。
リニューアル前は検索流入が少なかったのですが、Hestiaに切り替えた後、表示速度の改善と記事構造の整理によって、検索順位が安定しアクセスが増加したそうです。
アップデートとの相性
Hestiaは更新が定期的に行われており、WordPress本体やプラグインのバージョンアップにも対応しています。
Googleのコアアップデートでも、極端に順位が変動しにくいテーマとして評価されています。
余計な装飾が少ないので、記事の内容そのものが順位に反映されやすい点も安心材料です。
スマホ対応
Hestiaはスマホ表示が非常に自然で、スクロールやタップ操作がストレスフリーです。
文字サイズや余白のバランスもよく、画像やリンクが重なったりせず、最後まで快適に読める記事に仕上がります。
個人ブログでも小規模ビジネスサイトでも、モバイルユーザーに優しい設計なのが魅力です。
第10位 Zakra
Zakraは軽量で柔軟なカスタマイズが可能な無料テーマです。
デザインの自由度が高く、初心者でも簡単に見栄えの良いサイトが作れるのに驚きました。
特にブログだけでなく、企業サイトやランディングページにも対応できる点が魅力です。
SEOに役立つ機能
Zakraはコードがシンプルで軽量なため、ページ表示速度の改善に直結します。
検索エンジンに記事内容を正しく伝えるためのパンくずリストやOGP設定も標準で備わっており、SEOの基本は押さえられます。
さらに、構造化データの設定にも対応しており、ブログ記事だけでなくサービス紹介や商品ページでもリッチリザルトを表示させやすい点が特徴です。
Core Web Vitalsへの対応もスムーズで、特にモバイル表示での読み込み速度やレイアウトの安定性に強みがあります。
実際の改善体験
私がZakraでテストサイトを作ったとき、最初に感じたのは表示速度の速さです。
記事を100本ほどアップロードしても、管理画面やフロント側の動作が軽快で、ストレスを感じませんでした。
別の事例では、友人がZakraでブログを運営していたのですが、記事構造を整えて内部リンクを追加すると、検索順位が少しずつ上昇。
特にモバイルからの流入が安定し、直帰率が下がったのを確認できました。
軽量テーマの効果を体感できる事例です。
アップデートとの相性
ZakraはWordPress本体やプラグインのアップデートに迅速に対応しており、海外製テーマながら安心感があります。
Googleのコアアップデートでも、極端に順位が変動することは少なく、記事内容を評価する環境が整っています。
余計な装飾が少ない分、コンテンツそのものの質が検索順位に反映されやすい点がポイントです。
スマホ対応
モバイル表示も優秀で、スクロールやタップが快適に行えます。
文字サイズや余白のバランスが自然で、画像やリンクも重ならず、最後まで読まれやすい記事に仕上げやすいです。
ブログでも企業サイトでも、モバイル中心の閲覧環境に適したテーマとしておすすめできます。
無料テーマと有料テーマを比べて感じたこと

私が現在使っているのはSWELLという有料テーマです。
正直、CocoonからSWELLに切り替えたときは「もっと早く変えればよかった」と思いました。
ブロックエディタとの相性が抜群で、記事を書く時間が大幅に短縮されたのです。
ただ、Cocoonで得た経験がなければ、今のSWELLの便利さを理解できなかったかもしれません。
Cocoonは無料なのにSEO機能が充実していて、学びながら成長するのに最適でした。
有料テーマは確かに快適ですが、無料テーマでも十分に戦えることは、自分のブログ歴を振り返っても間違いないと感じています。
有料テーマと比べると、無料テーマはやはりカスタマイズの自由度やデザイン性で劣る部分はあります。
しかしSEOの観点だけで見れば、CocoonやXeoryのように十分に結果を出せるテーマも存在します。
むしろ無料テーマを使いこなすことで、WordPressに対する理解が深まり、結果的に有料テーマに移行したときの伸びしろが大きくなるでしょう。
まとめ

2025年の時点で、SEOに強い無料WordPressテーマを選ぶならCocoon、Lightning、Xeoryの三つが特に有力だと思います。
それぞれ特徴が異なり、Cocoonは万能型、Lightningはビジネス向け、Xeoryはコンテンツ特化という分かりやすい住み分けがあります。
私自身は今SWELLを使っていますが、Cocoonを経由したからこそ成長できた実感があります。
無料テーマは「コストをかけずにSEO対策を学べる教材」のような存在で、失敗してもリスクがないので思い切った試行錯誤が可能です。
SEOに強いブログを作りたいと考えるなら、まずは無料テーマで基盤を固めるのがおすすめです。
そして物足りなさを感じたとき、有料テーマに移行すればいいのではないでしょうか。
今から始める人にとっても、無料テーマは最良の入口になるはずです。
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