WordPressテーマの中でも特に評判の高いSWELLは、デザインの美しさや使いやすさで知られています。
ブロックエディターとの相性も抜群で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。
けれども実際に使い込んでいくと、「もっと便利にしたい」「作業を楽にしたい」という気持ちが出てくるものです。
そんなときに役立つのがプラグイン。
いくつか導入してきましたが、入れるだけで記事作成のテンポがぐんと良くなった経験があります。
ここではSWELLと相性のいいプラグインを、自分の体験を交えながら紹介していきます。
SEOを意識したいときに便利なプラグイン
ブログを続ける以上、検索からのアクセスを伸ばしたいと考えるのは自然な流れです。
SWELLはSEOを意識した設計になっていますが、細かな調整をするときにはやはりプラグインの力を借りた方が安心できます。
私も記事を書きながら「このままで大丈夫かな」と不安になる瞬間がありました。
SEO SIMPLE PACK
SWELLの公式でも推奨されているのがSEO SIMPLE PACKです。
名前の通りシンプルで、初心者でも直感的に設定できるのが大きな魅力。
私は以前、複雑なSEOプラグインを使っていて項目の多さに疲れてしまったのですが、これに変えてからは余計な迷いが消えました。
メタディスクリプションを記事ごとに簡単に設定できるので、検索結果にどんな文章が出るのかを意識しやすくなります。
細かい部分を自分で管理できると、書くときのモチベーションも不思議と高まるものです。
XML Sitemaps
SEOの基本としてサイトマップの送信は欠かせません。
このプラグインを入れてからGoogle Search Consoleのインデックスが早く進むようになった気がします。
確かにタイミングは運の要素もありますが、体感的に違いが出たのは事実。
記事を更新したときにスムーズに検索に反映されると、「書いた甲斐があったな」と思えるんですよね。
そういう小さな達成感が積み重なって、また次の記事を書こうという気持ちにつながります。
表示速度やユーザー体験を整えるプラグイン
どんなに内容がよくても、表示が遅ければ読まれにくくなります。
私自身、他のサイトを見ていても、遅いとすぐに離脱してしまうことがあります。
逆にサクサク表示されると気持ちがいいし、記事を最後まで読みたくなる。
だから表示速度に関わるプラグインは、SWELLユーザーにとっても重要です。
WP Rocket
有料ではありますが、導入して良かったと心から思えるプラグインのひとつです。
キャッシュ機能が優れていて、表示速度が明らかに改善しました。
初めて速度測定ツールで点数が上がったときは、ちょっとしたご褒美をもらったような気分でした。
高速化というと専門知識が必要そうに感じるかもしれませんが、WP Rocketは設定画面が分かりやすいので、技術に自信がなくても安心して使えます。
ページが軽くなると検索評価にも好影響が出るので、一石二鳥かもしれません。
EWWW Image Optimizer
画像の最適化は軽視されがちですが、記事数が増えるほど効果を実感します。
私は昔、記事に写真を大量に入れていたらサイト全体が重くなってしまったことがありました。
そのときに導入したのがEWWW Image Optimizer。
アップロードした瞬間に画像を自動で圧縮してくれるので手間がかかりません。
画像が多い記事でも読み込みがスムーズになり、結果的に滞在時間が長くなったように思います。
ちょっとした工夫で読者の体験が良くなるのは面白いものです。
執筆をサポートしてくれるプラグイン
ブログを書く作業は、意外と細かい部分にエネルギーを使います。
特に装飾や校正に気を取られると、本来の執筆に集中できなくなることも。
そんなときに助けてくれるプラグインがあると、気持ちが軽くなります。
私も「もっと早く知っていれば」と思ったものがいくつかあります。
AddQuicktag
記事を書いていると、毎回同じコードを入れるのが面倒になることがあります。
私は吹き出しや注意書きなど、よく使う装飾をAddQuicktagに登録して効率化しました。
クリックひとつで呼び出せるので、作業時間が短縮されて文章に集中できます。
記事を書くリズムが途切れないのは本当に大きいです。
小さな工夫の積み重ねで、更新のハードルが下がることを実感しました。
WP Multibyte Patch
日本語環境でWordPressを使うなら、これは必須だと感じています。
最初は効果を実感しにくいのですが、導入していないと文字化けやトラブルにつながることがあるそうです。
私も知り合いのブロガーが文字化けに悩まされていたのを見て、「早めに入れておいて良かった」と思いました。
問題が起きてから対応するよりも、先回りして準備する方が精神的にも楽でしょう。
サイト管理・運営を支えるプラグイン
ブログは書くだけではなく、リンク管理やバックアップなど運営面も整えておく必要があります。
ここを軽視すると、せっかくの記事が思わぬトラブルで活かせなくなることがあります。
私も過去にリンク切れやデータ消失で焦った経験があるので、運営サポート系プラグインは欠かせません。
Broken Link Checker
記事のリンク切れを自動で検出してくれるプラグイン。
読者に迷惑をかけないためにも、定期的にチェックする習慣が付きました。
通知が来ると安心して記事を更新できます。
Contact Form 7
お問い合わせフォームを簡単に作れるプラグイン。
SWELLのデザインにも自然に馴染みます。
初めて問い合わせが来たときの嬉しさは、ブログ運営の楽しさを実感させてくれました。
Table of Contents Plus
記事の目次を自動生成できるプラグイン。
長文記事では、読者が読みたい箇所にすぐ飛べるので滞在時間が伸びやすくなります。
私も目次を付けた記事の方が最後まで読まれる率が高いことに気付きました。
Redirection
古い記事やURL変更時にリダイレクトを簡単に設定できるプラグイン。
以前、タイトルを変えた記事でアクセスを落としそうになったことがあり、導入後は安心してURL変更ができるようになりました。
UpdraftPlus
WordPressのバックアップを自動で取ってくれるプラグイン。
以前、作業中にデータが消えて青ざめた経験があるので、これは必須です。
安心感があると気持ちも落ち着き、記事作成に集中できます。
ここで紹介してきたプラグインを整理すると、次のようになります。
・SEO SIMPLE PACK
・XML Sitemaps
・WP Rocket
・EWWW Image Optimizer
・AddQuicktag
・WP Multibyte Patch
・Broken Link Checker
・Contact Form 7
・Table of Contents Plus
・Redirection
・UpdraftPlus
どれも実際に使ってきた中で効果を感じたものばかりです。
ブログ運営の悩みは人それぞれですが、これらを取り入れるだけでストレスがぐっと減ります。
余計なプラグインがあるとダメな理由
余計なプラグインが入っているとなぜダメなのでしょうか？
表示速度が落ちる
プラグインは便利ですが、多すぎるとサイトに余計な負荷がかかります。
例えば高速化のためにWP Rocketを入れても、他のキャッシュ系やスクリプト系プラグインが多いと効果が相殺されてしまうことがあります。
私自身、便利そうなプラグインを片っ端から入れた時期があり、速度測定ツールで点数が大幅に下がった経験があります。
表示が遅いと読者はすぐ離脱してしまうため、SEOや読者体験にも影響が出かねません。
プラグイン同士の競合
同じ機能を持つプラグインを複数入れると、サイトが不安定になることがあります。
私は以前、目次生成用のプラグインを二つ同時に使ってしまい、ページ表示が崩れて焦った経験があります。
SWELLは標準で目次機能を備えているので、追加の目次プラグインは不要です。
必要最低限に絞ることで、表示の安定性が保てます。
セキュリティリスクの増加
プラグインは第三者が作成していることが多く、更新が止まったり脆弱性が放置されていたりする場合があります。
知り合いのブロガーが古いプラグイン経由で不正アクセスを受けた話を聞き、不要なプラグインを整理しておく重要性を実感しました。
便利さの裏にリスクが潜んでいると考えると、入れるものは慎重に選ぶべきでしょう。
管理の手間が増える
プラグインが増えると、更新チェックや設定管理の手間も増えます。
私は一時期、便利そうなプラグインを10個以上入れた状態で更新を放置してしまい、WordPressやPHPのバージョンとの相性で動作が不安定になったことがあります。
必要なプラグインだけに絞ると管理が楽になり、記事作成や運営に集中できます。
まとめ
SWELLはテーマそのものが高機能ですが、プラグインを組み合わせることでさらに使いやすくなります。
SEO SIMPLE PACKやWP Rocketのように直接的に効果を感じられるものもあれば、AddQuicktagのように日々の作業を楽にしてくれるものもあります。
私自身、プラグインを入れるたびに「ブログってまだまだ改善できるんだな」と新しい発見をしてきました。
これからSWELLを活用していく人も、自分のスタイルに合ったプラグインを見つけることで執筆がもっと楽しくなるはずです。
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